こんなことがありました!

おいしい給食を食べることができる喜び

数日前、福島県には大きな地震がありました。

あ、ちょっと大きめの地震かな?少し待ったらおさまるかな?と思っていたところ、どんどん大きな揺れになり、心臓がどきどきしました。10年前の東日本大震災が瞬間的にプラッシュバックした方も多かったのではないでしょうか。

棚倉小学校では、幸いにも大きな被害がなく、ものの落下がいくつがあるだけでした。ほっとしました。

 

そして。

今日の給食です。

 

 

 

給食を前に、10年前のことに思いをはせました。

 

10年前の大震災時には、給食をつくるところが被災したために、しばらく給食を食べることができなった学校が多くありました。私が勤めた学校でも、東京から運ばれてくる透明のパック入りの冷たいごはんとふりかけだけの給食が何日もつづきました。育ち盛りの子どもたちがたったそれだけの給食を文句も言わずに食べて、勉強に励み、放課後には部活動までがんばっていました。

食べるものがあるというあたりまえのことが、実はどれだけ幸せなことであったかを、あの時痛感したのです。

 

今、こうしてあたたかな給食を私たちは食べることができる。そのことに心から感謝をしたいと思います。

「いただきます。」