こんなことがありました!

当たり前のことに感謝する 水利施設見学

棚倉町に住む子どもたちにとって、
田園風景は、当たり前の風景です。

棚倉小学校の5年生は、総合的な学習の時間で「米作り」について年間を通して学習しています。
5月には田植えを行い、当たり前に食べることのできる「米」をつくる大変さを身をもって体験することができました。

田植えをした子どもたちにとって、田んぼの水は、初めからそこにあるものに思えていたようです。
自分たちが住んでいる棚倉町内が、実は水を得にくい土地であることなんて考えもしません。
そんな棚倉町に当たり前のように水が豊富にある田園風景が広がっているのは、
先人たちの大変な苦労があったから、ということはなかなか実感できるものではありません。

その実感を得るため、今回「水利施設見学」を行いました。


あいにくの雨模様でしたが、玉野堰や棚倉掘を棚倉町土地改良区の方に案内していただきました。
堰の大きさ、水路の長さなどから、昔の人の苦労や水を得ることの大変さを子どもたちは実感できたようです。


見学の最後には、5月に植えた苗の現在の様子を見せていただきました。
いつの間にかとても成長していた稲にとてもびっくりしていた子ども達でした。