こんなことがありました!

思いを引き継ぐ...鼓笛移杖式

9月21日水曜日に交通安全鼓笛パレードがあります。
毎年、このパレードには、5年生が出ます。
そのため、5年生は、夏休み前から、鼓笛の練習に取り組んできました。

運動会まで、鼓笛をやってきた6年生が、5年生に鼓笛を引き継ぐ、
鼓笛移杖式
が、昨日行われました。

移杖式では、まず、
6年生の主指揮者だった児童が
挨拶。

「私は、まだ、この主指揮杖を渡したくありませんでした!」
という衝撃的な、言葉から6年生の挨拶は始まりました。
そのあと、6年生が、情熱をもって、鼓笛に取り組んできたことが、
熱い言葉で語られました。
体育館から聞こえてくる、5年生の鼓笛の演奏を耳にするたび、
鼓笛が6年生から5年生へと移っていくのだという、実感と寂しさが募ってきた
6年生。
そんな、鼓笛に対する強い思いを引き継いでいってください!という言葉で6年生の
挨拶は締めくくられました。


こちらは、6年生から、移杖を受けた5年生の主指揮者。
6年生の強い思いを受けて、棚倉小学校の伝統を引き継いでいくことを、
やはり、力強い言葉で、一言一言をかみしめながら、語ってくれました。

移杖式の締めくくりは5年生による鼓笛演奏。
5年生の演奏は、力強く、迫力のあるものでした。
立派に鼓笛を引き継いでくれたのが分かりました。

それを見つめる6年生の背中は、心なしかさみし気に見えます。
別れがあるからこそ人の世は美しく、出会いがあるからこそ人生はすばらしい。
そんな、ドラマが感じられる、素敵な鼓笛移杖式となりました。