こんなことがありました!

ICTを活用した道徳科の授業 ~3年~

本日の3年生・道徳科の時間では、T1が担任、T2が棚倉町ICT支援員の先生となり、TT(チーム・ティーチング)の体制を取り入れました。

ICTの効果的な活用については、町として力を入れて取り組んでいる研究内容の一つです。今回は、まだ決して実践例が多いとは言えない道徳科での実践です。教育長さんも来校し、授業を参観いただきました。

今日の学習の中では、

・ 導入での事前アンケートの提示

・ 登場人物の関係性を捉える手段の一つとして

・ 自分の意見をもって参加する手助けとして

・ ステップチャートの編集と共有

などの点で、ICTを活用しました。

「自分だったらどうするか?」と考える場面の様子です。時には友だちや先生に相談しながら、考えをまとめていくことは、通常の授業と同じです。ただし、ICTの利用で通常と異なるのは、友だちと考えをいつでも共有できるという点です。子どもたち一人一人が使用しているタブレットから、自分と同じ意見も異なる意見も、必要に応じて閲覧し、考えを深めていく中で参考にできるのです。

自分の考えをもった子どもたちが、グループごとに話し合う場面です。友だちがまとめたステップチャートの画面を共有しながら、話し合いを進めています。

じっくり画面を見つめる時間は多いですが、時にはうなずき、ある時には首をかしげるなど、友だちの耳を傾けていることは確かです。中には、「なるほど」と思った考えに対して、自然と拍手をする子どもの姿も見られました。

一人一台の学習者用端末が間もなく実現しますので、今後もICTの効果的活用について、実践を進めていきます。