近津の夢ボタル“ちかつん”
地域とともに、いのち輝き、夢をはぐくむ学校
志高く、確かな目標をもち、自己を磨く、しなやかな子どもの育成
棚倉町立近津小学校
近津の夢ボタル“ちかつん”
地域とともに、いのち輝き、夢をはぐくむ学校
志高く、確かな目標をもち、自己を磨く、しなやかな子どもの育成
棚倉町立近津小学校
社会科の学習で歴史を学んでいる6年生。昨年の最後に学習したのが「長く続いた戦争と人々のくらし」です。
これまで学習してきた時代とは異なり、多くの映像資料が残されています。
過去の写真からは、戦争の悲惨さがよく伝わってきました。また、現在の写真からは、平和を願う人々の思いを感じ取ることができました。
真剣な眼差しで、ある冊子を見つめています。
広島平和記念資料館様よりいただいた学習ハンドブックです。自分たちと同じ年代の子どもたちが当時置かれていた状況を知ると、戦争や平和を、他人事とは捉えらえません。そんな思いが、静かに資料を読み進める姿から伝わってきました。
さて、こちらはタブレットの画面です。動画ではありません。子どもたちは、ある録音された音声を聞いています。
実は、前時の学習で「おばあちゃん(曾祖母)に聞いてみたら、戦争のことが分かるかもしれない。」と話した児童がいました。その発言をきっかけに、タブレットを家に持ち帰り、戦争の体験談についてインタビューしてきてくれたのです。
約10分の録音を。学級みんなで聞きました。さらに、この貴重な機会を知り、聞きに来てくださった先生方もいます。
これまでの学習したことを基に、優しい口調で上手にインタビューできたこと、すばらしかったです。そのおかげで、身近な地域の当時の様子、人々の思いなどについて、詳しく知ることができました。タブレットを有効に活用し、戦争と平和について考える機会となりました。