こんなことがありました!

小中交流学習 ~6年生&中学生~

職場体験学習・1日目の5校時は「小中交流学習」です。6年生・学級活動の時間に、教室に登場したのは、7名の中学生です。

はじめに、担任の先生から、資料の提示がありました。「中学校生活について今どう感じているか」「楽しみ・不安なことは」など、ちょっと前に6年生が行った、中学校生活に関するアンケート結果です。

「友だちはどう思っているのかな?」「自分と同じ不安をもっている人、多いな」など、アンケート結果に興味津々です。

6年生の子どもたちが、特に知りたいのは、小学校との違いです。そこで、中でも関心の高い「教科」「先生」「テスト」などについて、中学生が分かりやすく教えてくれました。

中学生のおかげで、だいぶ中学校生活についてイメージできるようになりました。しかし、まだまだ聞いてみたいことがたくさんあります。そこで、次はグループに分かれての質問タイムです。

どんな質問にも、親身に対応してくれる中学生のおかげで、各グループとも活発に話し合う姿が見られました。そのような中、先生からある資料が配付されました。

中学生の一日の生活について書かれた資料です。学校での生活については、授業のはじめで紹介してもらい、理解していました。ただ、帰宅後から翌朝まで、家ではどんな生活をしているのかは、まだ分かりませんでした。

実は、7名とも、家での過ごし方は違いがあるようです。資料を見ることで、新たな疑問が生まれた子どもたち。再び、中学生との意見交流で盛り上がりました。

知りたいことをたくさん聞くことができた6年生の子どもたちに対して、中学生が一人一人、今だから伝えたいことをお話してくれました。

最後に、学習の振り返りです。今回の学習で分かったこと、残りの小学校生活をどう過ごしていきたいかについてまとめました。

「後輩たちは、どんなことを感じ、考えているのかな?」先輩たちは一人一人のワークシートを熱心に確認したり、質問したりしていました。

「中学校ってどんなところだろう」という問いに対する答えが、今回の交流学習により、ちょっぴり明確になりました。


さて、こちらは、今日の朝の様子です。6年生の子どもたちにとって有意義な学習になるよう、中学生と担任の先生とで、事前の打ち合わせを行いました。

このほかにも、事前に資料を作成したり、小学生のアンケート結果をもとに話す内容を考えたりと、勉強に部活に忙しい中、たくさん協力してくれた中学生のみなさん。ありがとうございました。