こんなことがありました!

郷土史クラブ発表会

八槻都々古別神社で開催される国指定重要無形民俗文化財「御田植祭」に向けて、郷土史クラブが子どもたちが伝承活動に取り組んできました。しかしながら、今年度も小学生の参加は、残念ながら中止となりました。さらに、祭典が行われる神社の拝殿を舞台に、学校関係者のみでの発表会を予定していましたが、こちらも開催することはできませんでした。

そこで、今年度は学校の体育館において、子どもたちがこれまでの練習の成果を発揮する場を設けました。その模様を紹介します。


場所こそ、実際と異なりますが、実際の衣装で行います。道具も本格的で、餅で作られた鍬、松の枝などを使用します。

種を蒔く所作を演じる場面では、実際に籾を蒔いています。

6年生の子どもたちは、大役も多い中、これまでの経験も生かし、堂々と演じることができました。

6年生と共に活動してきた4・5年生も、これまでの取り組みの成果を十分に発揮できました。

美しい所作、慣れないせりふの言い回しなど、講師の先生の温かなご指導のおかげで、見事に演じた子どもたち。

打楽器や篠笛の演奏も、各所で盛り上げることができました。

みんなの心を一つに演じる場面は、迫力があります。

終盤では、当日限りで、きつねも登場しました。

最後は、参観してくださった方々(今年度は6年生の保護者の皆さんに限定させていただきました)に、細長い餅をお配りしました。

地域に誇る民俗芸能の伝承活動に携わってきた郷土史クラブのみなさん、貴重な経験を積み重ね、その成果を発表することができました。

今年度のメンバーが取り組んできた思いは、きっと次年度の活動へと受け継がれていくに違いありません。これまでご協力くださった関係者の皆様に、心より御礼申し上げます。