こんなことがありました!

キャリア教育校内研修会を行いました

令和3年12月14日(火)

今日は2年生の学級活動の授業を通して先生方の勉強会を行いました。

題材は「もうすぐ3年生」です。

本年度より本校は1年を3か月ごとに区切った四半期を一つのまとまりとした教育実践を行っています。

12月は第3四半期の振り返りの月です。

2学年は「第3四半期のまとめを2学年のまとめ」、「第4四半期の目標を3年生になる準備」と設定しました。

そのような理由から、今日の授業は第4四半期の目標設定につなげるため、題材を「もうすぐ3年生」としました。

「3年生になるためにこれからがんばりたいことは何かな?」という問いかけに、個人、グループ、学級全体と考えを練り上げながら 自分からみんな 自分からなかま という考えに昇華させていきました。

今回の校内研修の講師として 文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官 である 長田徹 先生にお越しいただきました。

(長田徹先生にはキャリア教育シンポジウムなどを通して本町、本校の教育活動に、全国各地の実践を基にした確かな理論と手ごたえのある実践について体験を通して研修していただいております)

子供たちが自由闊達に自己の意見を述べている姿とそれを上手に組み合わせながら学級の意見に高めていく担任の手腕などについて、たくさんの示唆に富んだ話をいただきました。

お話の中で長田先生は「先生は、子供たちを何回褒めたか覚えていますか?」と授業者に尋ねる場面がありました。

長田先生のお話し

何か読んでくれた人いるね^^)

うん、うん、って言ってくれていた人いるね^^)

2年生としての力をぐんぐんつけているんだよね^^)

みんな全部言ってくれた^^)先生しゃべろうと思ってたのに^^)

こうやって先生がすごく子どものことを褒めてくれるんです。

先生が全体に対して45分の中で何回褒めたか?

26回です。

(会場どよめき)

45分の中で26回。その内グループ活動などもしていますから、ほぼ1分に1回くらい褒めてくれていたんです。

(思わず担任も・・そんなに数えてもらったの初めてです^^)・・と)

担任の先生もほめ上手ですが長田先生もほめ上手です^^)

この担任が褒めたことを取り出してみると、それこそが本町、本校で言っている「ほめポイント」であるとわかります。

2学年の授業を通し、社川小学校の先生方がみんなで「ほめポイント」について再確認をしました。

(この他 キャリアパスポート 身に付けさせたい資質・能力 きく力 などについて長田先生のお話を通して再確認したほか、次年度の教育課程編成に向けた方向性についても検討する機会となりました)