6年生・社会科の学習の一環として「行政相談出前授業」を行いました。講師として、総務省福島行政監視行政相談センターの職員様、棚倉町担当の行政相談員様にお世話になりました。

今回の学習は、「行政って何だろう?」「行政相談委員の仕事とは?」という内容です。日常生活と行政とのかかわりについて、
事例を交えた説明を聞いて学習したり、


一人一人に配付された資料をじっくり見てみたり、


関係が深いもの同士をつなげるクイズに取り組んだりしながら、


行政についての理解を深めていきました。
学習の最後に「行政について相談したいこと、身近な困りごと、改善してほしいことはないかな?」という問いかけがありました。はじめは、どんなことに目を向け、何と答えればよいか分からない様子でしたが、やがて
「運動場を芝生にすることはできますか?」
「僕の家の近くで、木が邪魔をしているところがあって…」

などの発言が出されました。そんな子どもたちの相談に対して、講師の先生方はご丁寧に対応してくださりました。

国民一人一人が、安全で安心暮らすことができるようにするための仕事である行政について、貴重な学習ができました。
近津小学校では
自ら学び、表現する児童の育成 ~キャリア教育の視点を生かした国語科の授業実践~
の研究主題のもとで、令和3年度の校内研究を進めています。今年度は「考えを交流し、考えを深める場の設定(人間関係形成・社会形成能力・つながる力)」を重点として、実践を行っていきます。
先日は、研究の方向性を確認する上で大事な、第1回目の校内授業研究会が行われました。授業実践の学年は4学年。校内の職員が、4年生教室で授業を参観しました。

国語科でも、必要に応じてICTを活用した授業を実践中です。

一人一人の考えを、先生が確認しています。すてきな考えは、赤ペンで称賛されていました。


グループの友だちと、互いの考えを交流しています。


自分と同じ意見にうなずいてみたり、違う意見について質問してみたりしながら進める姿に、話す・聞く姿勢がよく育ていることが伝わりました。


自分の考えに自信をもった子どもたちは、「みんなに伝えたい」という思いが高まりました。

一人一人の子どもたちが(一部しか紹介できませんが…)、自分の考えを伝えています。






最後に、今日の学習の振り返りです。ち(挑戦する)・か(考える)・つ(つなげる)の合言葉のもと、自分のがんばりをたくさん書くことができました。


第2回の授業研究会は、6年生です。講師の先生をお迎えして、実施を予定しています。
今年度のクラブ活動ですが、事前に子どもたちの興味のある活動を調査したうえで、次の6つのクラブが設置されました。
・ 一輪車・スポーツクラブ ・ バドミントンクラブ ・ パソコンクラブ ・ 家庭科クラブ ・ 音楽・ダンスクラブ ・ 科学遊びクラブ |
本日は、これまでに計3回実施してきた中から、前回3日(木)のクラブ活動の様子をお届けします。
一輪車・スポーツクラブ


バドミントンクラブ


パソコンクラブ


家庭科クラブ


音楽・ダンスクラブ


科学遊びクラブ


4・5・6年生の子どもたちが協力し合いながら、今後も自分たちの興味・関心に応じた活動を展開していきます。
昨日の体力テストでは、2つの学年がペアになって実施しました。1・6年生、2・5年生、3・4年生というペアです。今回は、校庭で2種目、体育館で3種目に取り組みました。
50m走


ボール投げ


上体起こし


立ち幅とび


反復横とび


上級生が下級生を優しくリードしながら、5つの会場をまわっていました。その中で、「すごい!」「自分もあんな記録を出してみたいな!」と、上級生のがんばりを憧れのまなざしで見る下級生がありました。異学年で学ぶよさが様々な形で表れていました。
今後、学級で取り組む種目もあります。今年の目標に向かって、がんばりましょうね。
休み時間になると、メダカの水槽周辺から楽しそうな声が聞こえてきます。

熱心にメダカの卵採取をしているのは、5年生の子どもたち。ついこの間までは、メダカのお世話と言えば、6年生の生き物好きの子どもたちのお仕事でした。しかし、最近では、5年生の子どもたちもよく訪れるようになりました。

「卵、見つけたよ!」「もう1個、発見!」見つけるたびに、うれしそうに報告し、見せてくれました。


じっくり観察していたからでしょう。卵以外にも、何かを見つけたようです。

見慣れない生き物の発見に「これは何だ?」「ちょっと、怖いな」「飼ってみたい!」と盛り上がっていました。すると、(写真には一部しか写っていませんが)ほかの学年の子どもたちが、気になって集まってきました。

特にお願いしたわけでもないのに、メダカをかわいがる子どもたちの輪が広がっていること、たいへん嬉しいことです。また、新たな生き物の発見によって、今後子どもたちがどんな動きを見せるか、注目していきたいと思います。
(続編です)
電話予約が無事完了し、フィールドワークへの期待がさらに高まった子どもたち。しかし、県内の新型コロナウイルス感染状況を考慮し、6月に予定していた修学旅行は延期することとなりました。
そのため、6年生の子どもたちは、再び訪問予定先に自分たちで電話連絡し、日時の変更をすることとなりました。

前回の経験が生かせるので、ちょっぴり緊張はほぐれていたでしょうか。

今回が電話予約初挑戦の子どもたちも、上手に対応することができました。

そばで控える子どもたちも含めて、どの班もチームとして取り組む様子が、すてきです。

秋には、安心して修学旅行に出かけられることを願うばかりです。2度にわたる電話予約、よくがんばりました。
先月の職員室での様子です。6年生の子どもたちが、電話を使って連絡している先は…。

修学旅行で訪問する会津方面です。会津若松市内で、班ごとに分かれてフィールドワークをする予定となっています。そこで、自分たちが体験をしたり食事をしたりしたいと考えている店舗に、子どもたち自らが予約していたのです。
ある班でも、同様に電話による予約が始まりました。受話器を持つのは一人ですが、すぐそばで控える班員たちからも、緊張感が漂います。

お店の方と友だちとの電話でのやり取りを、よく聞いている子どもたち。そのような中で「メモが必要!」と気付いた友だちが、すぐに筆記用具を準備し、電話対応している友だちのサポートをしていました。

この事なサポート体制により、どの班も予約が無事完了しました。

ほっとした安堵の表情に、緊張の中、慣れない経験を積んだ子どもたちのがんばりが表れていました。
今回の運動会には、2か月前に小学校を卒業した中学1年生の子どもたちが、ボランティアとして参加しました。
さて、朝のミーティングです。真剣に話を聞いてくれる中学生たちです。依頼内容を大まかに説明しましたが、役割分担、その場に応じた動きはお任せすることにしました。

「ラジオ体操」は一緒に参加しましたが、あとは運営面でのサポートです。

5・6年生の子どもたちは、自分たちが競技の際、係の仕事ができません。そんな時、ボタンティアのみなさんが本当によく働いていました。2年前の経験もあり、見事な動きです。


「楽器を片付ける人手が足りない」「校庭の表面が乾燥して滑りやすくなってきた」などという時は、係活動以外の仕事も、率先して行ってくれました。


ただ、仕事をしているのではありません。小学生に寄り添う優しい気持ち、素敵ですね。

励ましの応援実況、温かな声援と拍手、小学生にパワーを与えてくれました。


何よりうれしいのが、楽しそうに活動に取り組んでいたことです。


終了後の集合写真です。用事があるため、一緒に撮影できなかった子たちがいます。また、用事があったため、後片付けから参加して、一緒に撮影している子もいます。中学校生活で忙しい中、協力してくれたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。

実は、運動会には間に合わなかったけれど、終了後にあいさつに来てくれた中学生もいました。こんな気遣いも、最高にうれしいです。

昨年は、本校では運動会は中止となり、実施することができませんでした。だからこそ、中学1年生の子どもたちには、昨年経験できなかった6回目の運動会を、ボランティアという形ですが、ぜひ参加してもらいたいと考え、今回の取組が実現しました。協力いただいた中学生のみなさん並びに関係者の皆様、ありがとうございました。
今回の運動会は「幼小中合同運動会」と言ってもいいですね。中学生のみなさんのますますのご活躍を、応援しています。
係活動
運動会を大成功に導いたのは、運営面でのがんばりも大きいです。とはいっても、私たち教師の手によるものではありません。


5・6年生の子どもたちは、「審判」「招集引率」「児童・応援」「準備」「記録」「放送」「救護」の各係に分かれて、運営面でも活躍しました。


自分たちの競技以外では、ほとんどの時間、係活動に時間を費やしていました。


熱心い仕事に取り組む姿は、下級生にとってよき手本となりました。
レコーディング
運動会の数日前、4・5・6年生で行った、ある取り組みを紹介します。

その取り組みとは、「応援歌」「校歌」のレコーディングです。
・今回の運動会では、どちらの曲も全曲ではなく、短縮バージョンで実施するが、それに対応するCDがない。 ・現在の状況により、当日、全校生で大声を出して歌うことは控えるが、事前録音したCDがあれば、校庭に歌声を響かせることができる。 |
などの理由で、今年度の運動会専用のCDを、自分たちの手で製作することになったのです。

歌が好きで、きれいな声を響かせることのできる近津の子どもたち。録音した音源をその場で試聴した際、なかなかの完成度ではあったものの、子どもたちはすぐには満足しませんでした。
2曲とも、自分たちの納得のいく仕上がりを求めて、繰り返しレコーディングに取り組んだ結果が、運動会当日に校庭で流れた「応援歌」「校歌」なのです。