近津の夢ボタル“ちかつん”
地域とともに、いのち輝き、夢をはぐくむ学校
志高く、確かな目標をもち、自己を磨く、しなやかな子どもの育成
棚倉町立近津小学校
近津の夢ボタル“ちかつん”
地域とともに、いのち輝き、夢をはぐくむ学校
志高く、確かな目標をもち、自己を磨く、しなやかな子どもの育成
棚倉町立近津小学校
この写真には、実は2人の先生がいます。1人は担任の先生。そしてもうお一人は、テレビ画面からの登場です。東京からオンラインで参加してくださった、大学の先生です。
子どもたちは、「ビスケット」という教材を使用して、都道府県のクイズを作成しました。これまでに学習した知識を生かして、47都道府県の地理的環境、特色などについてヒントを与え、答えが確認できるというプログラムを熱心に作っています。
比較的短時間で使いこなすことができる教材ですが、操作方法について支援が必要な場面も出てきます。そこで心強い存在が、3人目の先生。棚倉町ICT支援員の先生です。
操作方法に慣れてくると、互いに教え合う子どもたちの姿も増えていきました。
作成したクイズは、友だちに解いてもらいました。タブレット端末を交換し、友だちのプログラミングしたクイズを次々に体験中。
保存したクイズは、何と家庭でも活用できる方法があるということです。それを知った子どもたちは、大喜びでした。
プログラミングの楽しさや面白さを味わうとともに、社会科・都道府県の学習への意欲が高まった1時間となりました。
5年生の家庭科では、ミシンを使った学習に取り組んでいます。初めてのことばかりということで、楽しさがある一方で、思うようにいかないことも、まだまだたくさんあります。
そこで今回、そんな子どもたちのサポートを目的に、3名のボランティアの皆様にご協力いただきました。
下糸の巻き方から、上糸・下糸をミシンにセットして縫うところまで、時にはわかりやすく教えていただき、時には温かく見守ってくださいました。
そのおかげで、自分たちの力でも、徐々にできることが増えました。
3名の皆様のおかげで、ミシンの使い方について、ちょっと自信がついたようです。さらにパワーアップし、目指すはエプロン作りへの挑戦です。
こちらは、ドッジボール大会後の、休み時間の様子です。これまで、あまりボール遊びをしていなかった女子たちも、率先して外遊びを楽しんでいます。
いろいろな学年の子どもたちが一緒になって遊んでいるのも、いいですね。
なわとびの練習に励む子どもたちも、たくさんいます。
なわとびには、こんな遊び方も。円を描くように、高速回転するなわとびを跳び越す遊びに夢中になっている子どもたちもいます。
そんな子どもたちと共に、先生たちも外遊びの楽しさを味わっています。
校内ドッジボール大会の開催をきっかけに、進んで運動する姿、男女・学年関係なく仲よくする姿が多くみられています。
今回ならではのルールの1つに「両手投げ」があります。4年生以上の子どもたちに適用されるルールです。
これで、下級生も安心して楽しめます。1試合15分間の白熱した戦いが、次から次に展開されました。
2つの縦割り班が合体して、チームを作りました。ただし、班の数は13。合同チームを作るには、1班足りません。そこで、ある班のメンバーとなったのは…
女性の先生方です。心強い助っ人ですね。ただ、もう一つ問題があります。2組に分かれてのリーグ戦をするには、合同チームがもう1チーム必要です。そこで登場したのが…
男性の先生方です。本校の男性職員は4名。そこに、ALTの先生も加わり5名。でも、たとえ大人であっても、人数としては圧倒的に不利です。そこで…
急きょ参加したのが、この日参観いただいていたお父さん、おじいちゃんたちです。最強チーム結成!のはずでしたが、独自のルールに苦しみ、善戦したものの全敗でした。
また、試合には参加しませんでしたが、子どもたちと共に温かい声援を、たくさんのお母さん、おばあちゃんたちからいただきました。
大会を盛り上げたのは、応援だけではありません。各試合を、6年生の子どもたちが実況しました。決勝トーナメント戦が行われる頃には、その場で結成された5年生女子応援団によるエールが、校庭に響き渡りました。
試合が終わるたびに、歓喜の表情がみられました。
全校生みんなで楽しめた、秋の半日。
表彰される側、それを称える側、どちらの子どもたちも、とてもいい表情をしていました。
今年度、5月に運動会を実施することができませんでした。その代替行事として、この度「校内ドッジボール大会」を開催しました。その様子を、①開催するまで、②当日、③開催後の3部に分けて紹介します。
・ 子どもたちが主体となって大会を運営することにより、協調性と主体性を育てる。 ・ 秋の半日を運動に親しみ、全員が笑顔で楽しく過ごせるようにする。 |
実施のねらいは、運動会とは異なる部分もあります。キャリア教育の一環としても行うこの行事の趣旨について、校長先生から6年生の子どもたちにお話ししたところから、本格的に動き出しました。
国語科「みんなで楽しむためには」の学習で、6年生の子どもたちが話し合っている様子です。今回のねらいに迫ることができるように、意見を出し合いながらよりよいルールを考えていました。
考えてみたことは自分たちで実践しながら、課題を解決していきました。その努力により、大会の実施方法が着々と固まっていきました。
今回ならではの特別ルール、運営上の役割分担が決まり、昼休みを利用して全校生でドッジボールを楽しむ時間も確保しました。
いよいよ、当日を迎えました。上の写真は、今回の開会式での一場面(ルールの説明)です。詳しい様子につきましては、続編をご覧ください。
学区内にあります常隆寺佛教婦人会の皆様より、手作りの雑巾をいただきました。25日(水)、校長室において贈呈式を行いました。
6年生3名の子どもたちが代表で参加し、雑巾をいただくとともに、お礼の言葉を述べました。
学校生活の中で、雑巾を使用する機会はたくさんあります。年末が近づくこれからの時期は、大掃除でも大活躍です。心を込めて作ってくださった雑巾を、有効に活用させていただきます。ご厚意に感謝申し上げます。
夏のメダカ桶の様子です。水中で元気に過ごしているのは、実はメダカだけではありません。毎日エサやりをしていた子どもたちが、ある時「謎の生き物」を発見しました。
気になって調べてみたものの、図書室の本では解決しませんでした。そこで「タブレットを貸してください」と申し出て、疑問を解決しようと熱心に調べ続けた子どもたち。その結果、たどり着いた結論は…
「イトトンボのヤゴだと思います」
しかし、実際にそうなのかどうかは分からないまま、時は流れていきました。
こちらは、現在のメダカ桶の様子です。間もなく冬を迎える今、見た目は変化していますが、10匹のメダカたちは健在です。「今日も元気に泳いでいるかな」いつものように、ふとのぞき込んでみると、
「これは何だ?」溺れかけている生き物を発見。救出して、落ち葉の上に乗せてみると…
何と「イトトンボ」でした。この発見を、調べ学習をがんばった子どもたちに伝えたいと思い、いち早くお知らせしました。
子どもたちの観察力は鋭いものです。「他にもある」と、羽化した形跡を複数見つけました。周りにいた子も、様子が気になって、一緒に観察しました。
「なんだか分からない」→「トンボのヤゴかもしれない」→「イトトンボのヤゴだ」→「本当ににそうだった」
謎が正式に解明するまでは時間がかかりましたが、実感を伴って解決することができました。日常生活の中から生まれた疑問を探究し続けた子どもたちの姿勢、たいへん素晴らしいですね。
校庭に大きなイチョウの木があります。今月に入ってからは、その変化の様子はとても大きいです。緑色の葉があっという間に黄色へと変化し、日々落葉していきました。枝がずいぶん見えるようになった木の下に、落ち葉がどんどん積み重なっていく、この時期ならではの活動を紹介します。
2年生の図画工作科では、イチョウをはじめとする落ち葉を材料に学習しました。イチョウの木の下で、子どもたちが作ったものは…。
落ち葉の活用法、どれもすてきなアイデアですね。2年生の子どもたち、みんな満足そうな様子でした。
話は変わって、清掃の時間についてです。校庭が担当の子どもたちの最近の仕事は、専ら落ち葉集めです。
一輪車を使って、何往復も集めた落ち葉を運んでいます。
風で校庭のトラックまで吹き飛ばされた落ち葉も、がんばって集めています。
大変な作業にもかかわらず「楽しい!」と言いながら一生懸命働く子どもたちの姿に、いつも感心させられます。
福島大学の先生を講師にお招きしての「サイエンス教室」を、中学年、高学年で実施しました。磁石、乾電池、くぎ、導線を使った実験をしました。
高学年の学習風景
中学年の学習風景
きっと、これらの写真から伝わったのではないでしょうか。楽しい実験を通して、子どもたちは科学への興味を深めることができたに違いありません。
9月は5年生、10月は6年生において実施した「6校時学習会」。今月は、4年生で実施中です。
6校時に授業がない下学年担任の先生、職員室の先生たちが総動員で、4年生の子どもたちと算数科の学習を行います。
「たくさん問題に取り組みたい」「分からないことはしっかり質問して力をつけたい」など、一人一人が自分の思いに合わせて取り組むコースを決めました。みんな、集中して学習に取り組むことができました