近津の夢ボタル“ちかつん”
地域とともに、いのち輝き、夢をはぐくむ学校
志高く、確かな目標をもち、自己を磨く、しなやかな子どもの育成
棚倉町立近津小学校
近津の夢ボタル“ちかつん”
地域とともに、いのち輝き、夢をはぐくむ学校
志高く、確かな目標をもち、自己を磨く、しなやかな子どもの育成
棚倉町立近津小学校
「私たちの歌を聴いてください」「ご指導、お願いします」
ある女の子から、給食後にこんな依頼を受けました。音楽科で「まきばの朝」を学習した際、歌のよさや面白さを味わったようで、自分たちの演奏を「もっとよくしたい」「いろいろな人に聞いてほしい」という思いの高まりを感じさせられました。
約束した場所(音楽室)に行くと、5名の子どもたちが待っていました。さっそく「まきばの朝」を歌ってもらいました。はじめは旋律ありのピアノ伴奏で、次は旋律なしのピアノ伴奏、最後は伴奏なしのアカペラで。ちょっとずつ難易度を上げてみましたが、いい表情で自信をもって歌っていました。しかも、心地よいを感じさせられる歌声でした。
その後、友だちとの距離を確保し、窓の外に向かっても歌ってみました。きっと、ほかの教室や屋外にいる友だちにも、すてきな歌声が届いたことでしょう。
「楽しい時間をありがとう。また、歌声を聴かせてね。その時は、新しい曲にも挑戦してみよう。」
縦割り清掃は、基本的に月・水・金に実施しています。今日は木曜日でしたので、全校生での清掃のは行わない日です。しかも、短縮時程のため、昼休みはいつもより長くありません。そのような中、1年生の教室前では、こんな光景が見られました。
慣れた様子で、掃き掃除をする子どもたちがいました。「1年生の子どもたち、お掃除が大好きな子がたくさんいるのです!」とは耳にしていましたが、このような姿を目にして、納得です。ボランティア精神が育っていることも、友だちと協力して一生懸命掃除ができることも、本当に立派です。
4年生が、社会科で校外学習に出かけました。現在「ごみのしょりと利用」について学習している子どもたちが向かった先は、東白クリーンセンターです。
まずは、施設で働く方からお話を伺ったり、映像を視聴させていただいたりしました。
子どもたちからは、「知りたい」「聞いてみたい」という質問がたくさん出されました。
・ ごみの量(1日の収集量、粗大ごみの割合、処理できる最大量…) ・ 焼却施設について(焼却できるごみの種類、灰になるまでの時間、灰の行き先は…) ・ 働く人について(人数、勤務時間、どんな体制で…) ・ 仕事について(内容、大変なこと、大切にしていること…) など |
どの質問に対しても、丁寧で分かりやすく回答をしてくださったので、とても勉強になった様子です。
実際に触れることができる物も!みんな興味津々でした。
さて、見学学習の大きな楽しみの一つは、実際に見て学ぶことができることでしょう。
ごみクレーンを操作する姿とその様子を見たり、焼却炉でごみが燃える様子をモニターで確認したりしました。
見上げる先にあるのは、高さ50mの煙突です。
クリーンセンターを離れて、バスと徒歩で向かった先は、最終処分場です。
仕事の内容や様子についてたくさん学べたことははもちろんですが、ごみ問題との向き合い方を考えるきっかけにもなった校外学習でした。
お仕事中にもかかわらず、快く子どもたちの学習に協力してくださった皆様、本当にお世話になりました。
本日の3年生・道徳科の時間では、T1が担任、T2が棚倉町ICT支援員の先生となり、TT(チーム・ティーチング)の体制を取り入れました。
ICTの効果的な活用については、町として力を入れて取り組んでいる研究内容の一つです。今回は、まだ決して実践例が多いとは言えない道徳科での実践です。教育長さんも来校し、授業を参観いただきました。
今日の学習の中では、
・ 導入での事前アンケートの提示 ・ 登場人物の関係性を捉える手段の一つとして ・ 自分の意見をもって参加する手助けとして ・ ステップチャートの編集と共有 |
などの点で、ICTを活用しました。
「自分だったらどうするか?」と考える場面の様子です。時には友だちや先生に相談しながら、考えをまとめていくことは、通常の授業と同じです。ただし、ICTの利用で通常と異なるのは、友だちと考えをいつでも共有できるという点です。子どもたち一人一人が使用しているタブレットから、自分と同じ意見も異なる意見も、必要に応じて閲覧し、考えを深めていく中で参考にできるのです。
自分の考えをもった子どもたちが、グループごとに話し合う場面です。友だちがまとめたステップチャートの画面を共有しながら、話し合いを進めています。
じっくり画面を見つめる時間は多いですが、時にはうなずき、ある時には首をかしげるなど、友だちの耳を傾けていることは確かです。中には、「なるほど」と思った考えに対して、自然と拍手をする子どもの姿も見られました。
一人一台の学習者用端末が間もなく実現しますので、今後もICTの効果的活用について、実践を進めていきます。
うれしいお知らせです。
5日(土)に田村市陸上競技場にて行われました、第30回福島県小学生リレーカーニバル・女子走り幅跳びの部で、本校児童が入賞しました。
記録は4m4㎝で、見事に3位入賞です。おめでとうございました。