近津の夢ボタル“ちかつん”
地域とともに、いのち輝き、夢をはぐくむ学校
志高く、確かな目標をもち、自己を磨く、しなやかな子どもの育成
棚倉町立近津小学校
近津の夢ボタル“ちかつん”
地域とともに、いのち輝き、夢をはぐくむ学校
志高く、確かな目標をもち、自己を磨く、しなやかな子どもの育成
棚倉町立近津小学校
天の川を隔てて離ればなれになってしまった織姫と彦星が、年に一度だけ会うことができる7月7日。いい天気に恵まれ、夜空に輝く天の川を眺めたいものですが、梅雨のこの時期、なかなか願い通りにはいきませんね。日本各地での大雨による被害が心配な今年の七夕も、どうやら晴れの予報は期待できないようです。
そこで、天の川を見ることは無理でも、少しでも七夕の雰囲気を味わってもらえればと思い、校内にあるすてきな飾りを紹介します。
笹の葉は使用していませんが、紙を使った手作りの飾りも、なかなかいいものです。気持ちを込めて短冊に書いた一人一人の願いが、いつの日か叶いますように。
前の記事で紹介したノート展以外にも、校内には様々な掲示・展示物があります。ただし、今年度はまだ授業参観等を実施していないため、校舎内でご覧いただける機会がほとんどありませんでした。そこで、個別懇談で来校される際には、ぜひノート展とともに、様々な作品を鑑賞いただければと思います。現在、どんな作品が掲示・展示されているのか、一部を紹介いたします。
【図画工作科の作品】
【書写(毛筆)の作品】
【体育科(水泳学習)のめあて】
【生活科の模造紙】
【国語科(短歌・俳句)の作品】
【生活科・理科(観察記録)】
現在、各学年の教室前では、子どもたち全員のノートを展示しての「ノート展」が開催されています。これまでに、ホームページ上で紹介しました「アタックタイム」「ちかつんテスト」と同様で、授業を支える教育活動の一つとして、年に2回(今回は1回目)実施しています。
ノートに貼られている付箋には、
ピンク・・・自分のコメント(自分のがんばり、アピールポイント)
きいろ・・・友だちからのコメント(自分のノートについて、友だちが気付いたよさ)
が書かれています。
こちらの写真にはまだみられませんが、実はもう1種類の付箋があります。
みどり・・・保護者からのコメント
今週は、個別懇談期間中となっていますので、保護者の皆さんが来校します。その際、ノートをご覧いただくとともに、励ましのコメントを付箋に記入し、貼り付けていただければと考えています。自分のお子さんに限らず、お時間の許す限り、たくさんのコメントをいただければ、子どもたちの励みとなります。ぜひ、ご協力をよろしくお願いいたします。
授業を支える教育活動の一つとして「ちかつんテスト」の実施があります。その内容と目的は、
・ 長期休業前に行います。(初回は7月1日・2日)
・ 各学年ごとに事前に出題範囲を提示して行う、漢字(国語)と計算(算数)についての確認テストです。
・ 基礎基本の定着を図るとともに、家庭学習での取り組みにもつなげていきます。
90点以上の合格、さらには満点合格を目指して家庭学習に励んできた成果は発揮できたでしょうか。夏休みまで1カ月を切りましたので、前期前半の学習のまとめを、学校でも家庭でも力を入れていきたいと思います。
毎月最初の清掃は、担当場所が変わります。そのため、いつもより早めに集合し、新しい場所での清掃分担を確認します。
新しい場所での清掃ではありましたが、そんなことを感じさせないくらい、各教室等でスムーズに清掃活動が行われていました。
掃き掃除 ~隅々まで丁寧に~
ぞうきんがけ ~床がピカピカになるように~
ぞうきん絞り ~絞り残しがないように力強く~
机運び ~安全に気を付けて~
毎日美しい環境の中で学校生活が送れるよう、今月も担当場所での清掃をがんばりましょうね。
すてきな表情でポーズを決める5年生の子どもたちの姿です。見慣れない物が、一緒に写っていますね。何とも楽しそうな様子ですが、この撮影前には、実はすてきな学びがありました。
ある日の社会科の授業は、教室に届いた小さな一箱の段ボールから始まりました。子どもたちには「箱の中には、沖縄の特産品が入っているよ」というヒントをあげただけです。すると、
「沖縄と言えば、シーサーかな。この大きさの箱だと、ちょうど入りそうだし。」
「さんごが入っていると思う。白化したさんご礁の写真を、この前の学習で見たよね。」
「さとうきびも有名だよね。」「写真で見たら、身長よりずいぶん大きいから、きっと箱の中には入らないよ。」「でも、切れば入れられるよ。」
「(箱に「要冷蔵」の表示があることに気付き)食べ物かな。パイナップルかも。」「ゴーヤーかな。」
「花の栽培もしているから、菊の花かもしれないよ。」
などの意見が飛び交いました。目の前にある情報も、既習の学習内容も限られる中で、ここまでよく考え、箱の中の正体に迫ろうとする子どもたちの学ぶ姿勢に、とても感心させられました。
箱の中身を開封後は、実際に触れてみたり、試食してみたりしました。初めて出あったさとうきびと、楽しくも真剣に向き合っていました。
おまけ
6年生にもお裾分けしました。生で見る初めてのさとうきびに、5年生と同様に興味津々でした。「こんなに甘いのか!」という驚きの声が多数聞かれました。さとうきびから作られた黒糖にも興味をもっていました。
第2回の校内授業研究会の様子です。授業実践の学年は、4学年。物語文「一つの花」を読み進めてきた子どもたちが、一輪のコスモスに込められた父親の気持ちを想像する学習が展開されました。
教材文、挿絵、提示された短冊をもとに、自分の考えをまとめています。
一人一人の記述を、先生が確認中。すてきな考えを赤ペンで称賛され、自信がついた子どもたち。
グループの友だちと、意見を交換することで、共通点や相違点を発見。自分の考えが深まりましたね。
友だちとの交流を通して、考えが深まったことや心に残ったことを、付箋に書きました。
温かな雰囲気の中で学習に取り組む様子に、日頃からの4年生のがんばりがよく表れていました。事前研究会や事後研究会もそうですが、やはり実際に授業で学ぶ4年生の姿を通して、先生たちも勉強になることばかりでした。
次回の校内授業研究会は、来月の予定です。また紹介いたしますので、しばらくお待ちください。
本来であれば、例年ボランティアの皆様のご協力をいただきながら、朝の時間に読み聞かせを実施してきました。しかし、今日の状況を踏まえ、今年度は職員による読み聞かせという形でスタートしました。
各学年の教室で読み聞かせをするのは、担任の先生ではありません。担任以外の先生方も含め、職員をシャッフルして、各学年の担当を割り振りしました。
1年生
保健の先生が担当 |
2年生
教頭先生が担当 |
3年生
教務主任の先生が担当 |
4年生
1年生の先生が担当 |
5年生
2年生の先生が担当 |
6年生
3年生の先生が担当 |
今日は、どんな本やお話との出あいがあったのでしょうか。次回7月15日の朝、自分の教室にどの先生が登場するのかも楽しみですね。
今後の状況を踏まえ判断いたしますが、再びボランティアの皆様にご協力いただきながら実施したいと考えています。
23日(火)、小学校体育専門アドバイザーの先生が来校し、各学年の体育科の学習でお世話になりました。天候がよければプールでの学習を予定していました。しかし、気温・水温とも上がらなかったため、本日は体育館での学習となりました。
各学年の学習内容は「マット運動」「多様な動きをつくる運動」「小型ハードル走」「跳び箱運動」。子どもたちはもちろん、担任の先生たちも、アドバイスにじっくり耳を傾けていました。
先生のアドバイスのおかげで、子どもたちは、動きのポイントを押さえたり、これまでの悩みを解決したりすることができました。そして何より、体を動かす楽しさを改めて味わえた様子でした。
効果的な指導法を教わることができ、本校の先生方もたいへん勉強になりました。さっそく、明日からの実践に生かしていきます。
近津小学校では
自ら学び、表現する児童の育成 ~キャリア教育の視点を生かした国語科の授業実践~
の研究主題のもとで、今年度の校内研究を進めています。先日は、研究の方向性を確認する上で大事な、第1回目の校内授業研究会が行われました。授業実践の学年は6学年。県南教育事務所より、指導助言の先生をお迎えして実施しました。
筆者の考えに対する自分の考えをまとめています。真剣な眼差しがいいですね。
一人一人の考えを、先生が確認中。すてきな考えは、赤ペンで称賛されていました。(全員でしたね!)
グループの友だちと、意見を交換中。アドバイスや感想を付箋に書きながら交流し、互いのよさを認め合うことができました。
自分のがんばり、友だちのよさを進んでみんなに伝える姿、一人一人がいきいきとしています。
6年生のみなさん、熱心に学ぶ姿を通して、先生方もたいへん勉強になりました。講師の先生からも、お褒めの言葉をいただきました。
さて、次回の授業研究会は、4年生です。各学年での授業実践の模様は、今後も随時お伝えしていきます。